と語ってくれたのは、去年入籍をされ、今年結婚式を挙げられるという田中さん。
やっぱりこれが一番のきっかけですね。
今は自分の身体にも内面にも自信がもてないんで、きれいになって旦那さんに喜んでほしい、自分に自信をもってウェディングドレスを綺麗に着こなしたいです。
部位でいえば、胸、背中、そして特に下半身ですね…めりはりがないというか、幼児体型がずっと悩みでした。
もうすぐアラサーなのに大学生と言われる事もあります。
綺麗で若く見えるんじゃなくて、私の体型やそれに合わせたちょっとダボっとしたファッションも含め幼く見えるという意味ですね、旦那さんが身体を鍛えたりしてるので、その横に並ぶのにふさわしい人になりたいです。
短パンTシャツでも年相応に見えるスタイルになりたいです、今だったら学生さんみたいになっちゃうので(苦笑)メリハリがあって、シンプルな服装でもきれいに見える体型が理想です。
結婚式の衣装決めをする時にも、もうちょっとこうだったらこういうドレスも着れるのになとかありますし、それを考えたらデコルテや肩甲骨周りも気になります。
これから3カ月間、結婚式を目標にがんばります!
最高のウェディングにする為に、田中さんの挑戦が始まった。
リーダーの石丸を中心に、第一回プログラムミーティングで各セクションの方向性を確認し、具体的なプログラム内容が決定する。
プロジェクトリーダー
担当トレーナー
石丸 りょうへい
エステティシャン
清水 三代子
管理栄養士
森田 愛子
食事面など自分なりに考えられてしっかり維持していらっしゃる方だと思います。
しかし残念ながら田中さんの理想の体型ではない、例えばご友人、芸能人の方で自分と同じぐらいの身長、同じぐらいの体重の方がいらっしゃったとします。
見た目を比べてみると何でこんなに違うんだろう??
体重変わらないのに、あの人はメリハリがあって素敵な身体なのに、私は・・・なぜ
わかるなぁと共感していただける方もたくさんいらっしゃるでしょう。
お話をお聞きすると、皆さんがあまりにも体重を重視していらっしゃるという傾向がよくわかります。
何キロ痩せた、何キロ太った、よく耳にする話ですよね。
体重が45kg、それが重要ではなく、その中身が重要なんです。
45kgの中に筋肉が何キロあって、脂肪が何キロあるか、もっと言うと筋肉がどの部位にどれだけあって、脂肪がどの部位にどれだけあるか?これが、その人のスタイルを決める全てなのです。
筋肉と聞いて私が目指す身体とは違うとお考えの方もいらっしゃると思いますが、決してムキムキになる為の筋肉ではありません。
それでは、同じ身長、体重でなぜこうも違うのか?その答えは・・・
田中さんのお悩みは、幼児体型、気になられる部位が胸・背中・特に下半身という事です。
遺伝子検査の結果からも、下半身にお肉が付きやすいタイプに分類される事がわかりました。
ご本人とのカウンセリングの中、3カ月のプログラムで、体重は変えずに必要な部位に筋肉を増やす、結果体脂肪を5%程落とし、メリハリのある身体へボディメイクしていくという目標を設定させていただきました。
まずは胸・背中・下半身の基礎的なトレーニング種目ができるようにフォームの習得を最優先に進めます。
トレーニングプログラムの基礎作りを一つひとつの筋肉や関節の状態を確認し、無理がないように行っていきます。
開始から2週間が経過したあたりから少しずつウエイトを上げていき、筋肉に刺激を与えていくトレーニングプログラムを作成しました。
ご主人様と最高のウェディングを迎えていただく為に、誠心誠意がんばらせていただきます。
ひとくくりに幼児体型といっても、細かくいくと皆さんお悩みは様々です。
田中さんのお話しをお聞きさせていただいたり、実際にお身体を確認させていただく中で、最大の悩みであり最も変えたい部位というのは下半身です。
今までは体型を気にされて、ラインが目立たないゆったりとしたパンツスタイルが多かったとお聞きしております。
ショートパンツをきれいに着こなす事ができる、健康的で美しいお身体に変わっていただきたい。
その為にもヒップから足、つまり下半身を変えていく必要があります。
むくみもややひどいようで、ひざにのったお肉や、ヒップのお肉の下がり方も気になられるようですので、様々な方法を用いて下半身全般にアプローチしていきます。
遺伝子検査の結果、脂質を貯めこみやすいタイプに分類されることがわかりました。
体が冷えやすいというのもこのタイプの方の特徴です。
食べないダイエットは体温の低下を招きますのでもちろんNGです。
きちんと3食とっていただきたいと思います。
ここで大事になるのがどんな栄養素をどれだけとっていくか、一般的に皆さんが意識されているのは自分が食べた食事のカロリーだと思います。
カロリー制限できているはずなのになんで痩せないんだろう?このような経験があられる方も多いのではないのでしょうか・・・?
その答えはズバリ、摂取したカロリーの中身にあります。
同じ1500kcal その中身が何だったのか? 糖質は何グラム? 脂質は? タンパク質は何グラム摂れたか、大事なのはここなんです。
後は、1日に何食とったか、時間は?となってきますが、お客様はここまで突き詰めて知っておく必要はありません。
一日のお食事や間食の写真を撮っていただき、内容をLINEで送っていただければ栄養素を計算し精査させていただきます。
それによって、わかりやすくアドバイスさせていただいております。
満足する程食べても、太りにくい食事内容をつかめていますので卒業後の長い人生に大きく役に立つ知識となるはずです。
専門的な勉強は必要ありません、プログラム終了時には田中様も感覚が身についていますので、ご自身だけではなく、ご主人様の健康管理にも必ず役に立ってくると思います。
まずはスタート時の田中様の誤差も加味した1日の食事の数値目標は、糖質150g、脂質60g、たんぱく質110gに決定しました。
最初から数値通りにはいきませんが、なるだけ早く食のイメージを掴んでいただけるようなアドバイスに努めます!