社会人になってから学生時代と比べると体力が落ちて、この太っていく身体は運動不足を改善しなければ根本的には改善できないと思っていました。
この2カ月間でトレーニングを始める前の自分と、今の自分では明らかに変化があります。
今まで着ていたスーツのウエストが余ってきましたし、Tシャツをきたら胸、腕周りがぴちっとして筋肉が張ってきて男らしくなっているのも感じてます(笑)
出るとこが出て、いらないところがなくなったというか、おかげで今はトレーニングするのが楽しくなっちゃってます(笑)
これからジェットスキーの免許を取りに行こうと決めているので、しっかり鍛えて、夏にはマリンスポーツを楽しめるような身体を手に入れる為にも残りの期間頑張っていこうと思います。
以前は調味料に含まれる成分などには全く興味がなく、好きなものを好きなだけかけていたのですが、最近は調味料の糖質や脂質などの量まで意識するようになりました。
例えば、ドレッシングはマヨネーズよりカロリーが低いと思っていたのですが、ドレッシングにも色々な種類があって、“サウザンドレッシング”や“シーザードレッシング“などは、マヨネーズとカロリーがあまり変わらなかったり、意外と糖質が高くて驚きました。
今は栄養士さんからオススメされたぽん酢と、オリーブオイルに塩胡椒などシンプルに味付けをするようになり、以前より簡単に糖質や脂質を抑えられるようになりました。
オリーブオイルはオレイン酸が豊富で、コレステロールの調整をする働きがあるので、同じ油でも摂って良い油なんですよと教えていただいたので使っています。
毎日しっかり3食摂っているし、量もあまり変わっていないので空腹感を感じる事もありません。
以前はたくさん食べても、時間が経つとまたお腹が空いてパンやお菓子を食べてしまう事があったんですけど、最近は腹八分目くらいでやめてもお腹が空かなくなりました。
とても不思議だったのですが、それは食事の栄養素のバランスが取れているからだと栄養士さんから言われ、納得しました。
栄養士さんやトレーナさんはそれぞれ食事の知識を持たれているので、アドバイス通りに変えていけば、しっかり食べながら以前よりもカロリーを控えることが出来るようになりました。
しっかり食べる事が出来るので、思ったよりも毎日の食事を楽しみながらフードコントロールする事が出来ました、と語ってくれた。
まず、結果を見てみると体重、体脂肪が順調に落ちて筋肉量を維持することが出来ました。
そして、明らかに2カ月前とは比べものにならないほど身体は変化しました。
エネルギー不足の状態が慢性的に続く減量期では、増量期やメンテナンス期に比べて身体の回復能力が低下した状態になり、トレーニングのパフォーマンスが低下し、結果として筋肉・筋力の低下を招いてしまう傾向にあります。
ですが、高橋さんの減量期のトレーニングでは強度はしっかり維持しつつ、トレーニング後に有酸素運動を取り入れることで体重、体脂肪は減らし筋肉量は維持という結果をだすことが出来ました。
トレーニングプログラムで言うとスクワットでは、当初は40kgの重りを持って行っていましたが、現在は60kgまで持ち上げられるようになりました。
デッドリフトとは、簡潔に言うと床に置いたバーベルを腕を伸ばして掴んだまま、背筋がまっすぐになるまで持ち上げるトレーニングで、主に大臀筋、大腿四頭筋、脊柱起立筋、ハムストリングスなどを鍛えます。
ベンチプレス・スクワットと並び、筋トレBIG3と言われているトレーニングの一つです。
しかしベンチプレス・スクワットに比べると少し難しい種目となりますので、一人ではなかなかコツをつかむのが難しく、意識する筋肉はどこなの?となりがちな種目ですしケガも注意が必要です。
ジム等でトレーニングされている方で間違ったフォームで行っている方をよく目にします。
高橋さんも最初は難しかったようですが、今は「フォーム」も「意識」もばっちりです。
プログラム期間も残り1カ月となりました。
ここまでは大きい筋肉にスポットを当てしっかりトレーニングしてきました。
ここからは今まで通り大きな筋肉にアプローチしていくのに加えて、小さな筋肉にもスポットを当てトレーニングしていきます。
小さな筋肉はダイエットの観点からは代謝アップにはつながりにくいという部位になります。
しかしかっこいい身体にデザインするためには必要不可欠ともいえます。
理想のスタイルへ、そして最高の身体になるよう最後まで全力でサポートさせていただきます!!
筋肉を落とさずに体脂肪を落としていくために、タンパク質はそのままにして1カ月目より糖質は30gカットし、脂質は10gカットいたしました。
2カ月間のフードコントロールでは、主食の量を減らすことで糖質の調整を行っていたのですが、それに加えて食材や調味料も意識してお食事していただくようお話しいたしました。
GI値とはGlycemic Index(グリセミック・インデックス)の略で、食後血糖値の上昇度を示す指標の事です。
食品ごとにGI値が設けられており、GI値が低い食品は血糖値の上昇を穏やかにします。
白米は玄米に、食パンはブランブレッド(胚芽パン)に、パスタの麺は小麦から全粒粉に代えていただきました。
これらの食品は炭水化物の代謝に必要なビタミン類や食物繊維を含んでおりますので、体内への吸収が緩やかに行われる事で血糖値が上がりにくく、腹持ちも良くなります。
高橋さんも含めだれもが心身ともに健康でありたいと思っているはずです。
生きることと「食事」はセットです。
暮らしにおいて大切なことは、自分自身の心の置き場、心地よい場所に帰ってくる生活のリズムを作る事だと思います。
その柱になるのが「食事」です。
この2カ月間で高橋さんは「食事」に対する考え方や意識が変わってこられた様に感じます。
厳しい目標数値ですので、私たち管理栄養士も食事だけではなく、気持ちの面でも最後までしっかりサポートしていき、必ず高橋さんが理想とする身体にしてみせます。