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本日は炭水化物についてお話ししていきたいと思います(^^♪
炭水化物って何?
炭水化物ってなんの役割するの?
炭水化物抜きダイエットってオススメなの?
など、皆様が気になられるような内容もあるかと思いますので、ぜひご一読ください☆
炭水化物って?
炭水化物(たんすいかぶつ)は、糖類(単糖類や二糖類)、でんぷん、食物繊維などから構成される化合物で、主にエネルギー源として利用されます。炭水化物は、以下のような食品に多く含まれています。
・穀物(米、小麦、オート麦など)
・パン、パスタ
・イモ類(じゃがいも、さつまいもなど)
・果物
・豆類
・野菜の一部(特に根菜)
炭水化物は消化されてグルコースに分解され、体内でエネルギーとして使用されます。
なぜ炭水化物は必要なのか?
炭水化物は、体にとって下記のような重要な役割を果たします。
エネルギー供給
炭水化物は体の主要なエネルギー源です。消化されてグルコースに変わり、血液を通じて全身に運ばれます。特に脳や神経系はグルコースを主要なエネルギー源としています。
身体機能の維持
日常の活動や運動、臓器の働きを支えるためにエネルギーが必要です。炭水化物は速やかに利用できるエネルギーを提供します。
タンパク質の節約
十分な炭水化物がないと、体はエネルギーを得るためにタンパク質を分解し始めます。これにより、筋肉が減少したり、他の重要なタンパク質の機能が妨げられる可能性があります。
脂肪代謝の助け
炭水化物が不足すると、体は脂肪を代謝してエネルギーを得ようとしますが、これにはケトン体という副産物が生じます。炭水化物が適切に供給されていると、脂肪代謝が正常に行われます。
食物繊維の供給
食物繊維も炭水化物の一種であり、消化はされませんが、腸内環境を整えたり、血糖値の急激な上昇を抑えたりする役割があります。
これらの理由から、炭水化物はバランスの取れた食事に欠かせない栄養素となっています。
炭水化物が不足すると脂肪が落ちにくくなるのはなぜ?
炭水化物が不足することで脂肪が落ちにくくなるにはこのような理由が挙げられます。
エネルギー供給の切り替え
通常、体はエネルギーを得るために炭水化物(特にグルコース)を使用します。しかし、炭水化物が不足すると、体は代替のエネルギー源として脂肪を利用し始めます。この過程はケトーシスと呼ばれますが、脂肪がエネルギーとして使われるまでには時間がかかり、その間にエネルギー不足が生じることがあります。このエネルギー不足に対する体の防衛反応として、体は脂肪の燃焼を抑制し、代謝を遅くすることがあります。
代謝の低下
炭水化物不足は甲状腺ホルモンの産生を減少させ、代謝率が低下する可能性があります。代謝が低下すると、カロリー消費が減少し、脂肪の減少が遅くなります。
筋肉量の減少
炭水化物が不足すると、体はエネルギーを確保するために筋肉中のタンパク質を分解することがあります。筋肉量が減ると基礎代謝率も低下します。筋肉はエネルギーを消費する重要な組織であるため、筋肉が減少すると脂肪の燃焼も減少します。
インスリン感受性の低下
炭水化物が不足すると、インスリン感受性が低下することがあります。インスリンは血糖値を調節し、脂肪細胞への脂肪の貯蔵を促進するホルモンです。インスリン感受性が低下すると、エネルギーの利用効率が悪化し、脂肪の燃焼が抑制されることがあります。
グルカゴンの影響
炭水化物が不足すると、グルカゴンというホルモンの分泌が増加します。グルカゴンは肝臓での糖新生を促進し、血糖値を維持しますが、この過程で筋肉の分解が進みやすくなります。筋肉量の減少は基礎代謝率の低下を招き、脂肪の燃焼効率が悪化します。
これらの要因により、炭水化物が不足すると脂肪が落ちにくくなることがあります。バランスの取れた食事を摂ることが重要で、適切な炭水化物摂取は、エネルギー供給を安定させ、代謝を維持し、筋肉量を保つためにとても必要です。
皆様いかがでしたでしょうか?
ダイエットの時に目の敵にしてしまう炭水化物。
身体にとってとても大切な栄養素になりますので、極端に制限しすぎないようにバランス良く召し上がられてくださいね(^_-)
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